【完】あたしが君を守るから






その笑顔と、暖かい体温があたしの心に染みた。





椎は、そのときに純さんから冗談で『人に会ったらハグしなさい!』と教わったから抱きしめたみたい。





でも、今までそんな経験のなかったあたしはそれが素直に嬉しかった。





そんな気持ちを教えてくれた椎を、守りたいって思った。






グッと唾を飲み、司の胸倉を掴む。




そんな行動を、司は振り払わなかった。