放課後で、司を待ってるときだった。
いつも一緒に帰っているのに、この日だけは司が来なかった。
『お前さぁ、この間司のとことイベントしたんだって?』
まだ教室に残っていた数人の男子と話しているところ。
『あぁ。まだ経験も浅いけどな』
姫宮は純さんが若いときに作った会社で、井上商事はまだ月日は浅い。
そのやりとりを、ぼーっと聞いていたあたし。
『やっぱ、格とか違うの?』
特に悪気はなく男子が聞いた。
『そーだな。...でも、宝石だけであそこまでデカくした力は相当だよ』
少し間がありながらも、椎は笑顔で答えた。

