「ん...」 意識が戻ると、自分の状況を把握する。 ここは... 目でここがどこか分かるようなものがないか探す。 あれは...姫宮の標章。 ここは、姫宮の会社ってことね。 そして、後ろでに縛られている手。 動かないように足まで。 「おはよう。歩」 あたしに声を掛ける、男。 「え......? どうして...」 そこには、見慣れた彼が立っていた。