【完】あたしが君を守るから







エレベーターの中に入る。




早く。早く椎の元に行かないと...。




不安で膝が震える。





すると、もう一人乗っていた人物が動いた。




何をしているのか、振り向こうとした瞬間。





「んっ!!」




ハンカチで口や鼻を包み込まれる。




振り向こうにも、力が強すぎてダメ。





そして、酸素を吸おうと呼吸したため...




目が霞む...




薬品を吸い込み、眠ってしまった。