――――ふわっ... ブラックの触り心地がいいマフラーが、首に触れる。 「欲しいなら、欲しいって言えよな」 バカにするように見つめる。 「別に、欲しいわけじゃ...」 「あ。それなら良かった。寒かったし」 そう言って、マフラーを解こうとする。 「欲しいっ! すっごく欲しい」 椎の解こうとする手を離す。 「ばーか」 鼻で笑われる。 いつか、その根性たたき直してやる...!! 静かに闘志を燃やす。