睨んでいるのに、それにも何も言わない。 もーいいっ! 向けていた視線を前へと移す。 「これって...雪?」 小さな白い粒が降ってきた。 手のひらに落ちると、冷たくてすぐに溶けた。 通りで寒いわけだ。 「雪が降ってくるくらい寒いんだねーっ!」 ...って言おうとしたけど、だから? って言われそうだから止めた。