「すっかり寒くなったね~」 「そーだな。もう2月だし」 帰り道に、街頭が明るく照らす。 無言のままでいるのは、何だか気まずくて他愛もない話しかできない。 「っくしゅん! うー...寒い」 やっぱり、コートを羽織るべきだったかなぁ。 冷たい風が頬をかする。 スカートじゃないのに、寒すぎる。 「そりゃ、2月だもんな」 マフラーを巻いて、暖かそうにしている椎。 貸してくれたっていいじゃない。 ミシェルちゃんを抱っこしたまま、そんな素振りは少しも見せない。