【完】あたしが君を守るから






――――カラン...



氷の音が鳴り、視線を移す。




『暇』って感じの目で、あたしたちを見つめている。




お姫様がいるかのように、気押されてしまう。




「とりあえず、名前聞かないと分かんないよね...」




椎もうん、と頷いた。




恐る恐る近づく。




「あのー...」




話掛けると、彼女はニコッと微笑んだ。





すごく可愛くて、無邪気な笑顔。