「何で人が集まっているんだろう...」 視線の先には、女の子がはしゃいでいる姿がある。 「行ってみる?」 「うん」 列があると、自然と並びたくなる性分でして。 お菓子でも貰えるのかなー。 ちょっとウキウキ気分で、背伸びして前に何人いるのか待つ。 「そんなに欲しいの?」 夏目がクスクス笑ってる。 「当たり前じゃん! だって、タダだよ?」 ちょっとだけ恥ずかしかった。