【完】あたしが君を守るから






何かがドレスにかかった。




「あーっ!!」



確認すると、ドレスには赤ワインのシミが出来ていた。




「ごめんなさい...、あたしの不注意で...」



眉を下げて、あたしに謝る彼女。



たぶん、ぶつかって来た子かな...。




どうして未成年なのに赤ワインを持っていたのか、なんて考える余裕なかった。




「いえ、私がボーッとしていたのも原因ですし...」



オロオロと狼狽える彼女に優しく言う。



「本当に申し訳ありませんでした...」



最後まで丁寧に謝る彼女。




微笑んで応える。