「わーっ!! 司兄ちゃん、ありがとう!!」 司? 不思議に思って近づく。 「何、持ってるの?」 目をキラキラさせている椿くん。 「司兄ちゃんがね、ミルキークォーツくれたんだよ!」 小さな手に収まっている、既に加工された宝石。 初めて見るから、凝視してしまう。 「椎から聞いたけど、宝石集めてるんだって?」 「うんっ。いつか、世界中の宝石ぜーんぶ集めるんだ!」 無邪気な可愛らしい笑顔。 自然と微笑んでしまう。