洗面を済ませて、さっさと制服に着替える。 髪をブローして、メイクも薄めで、カバンを持って、リビングに向かった。 『水麗?学校、行くのー?』 『行くに決まってるでしょ?』 落ちたくらいで休みませんっ! お母さん、のん気過ぎだよ(笑) 『いってきまーす!』 私はそのまま玄関を飛び出した。