天国の音


速水さんが心配そうに私の顔を覗き込む。

秋成は私が16歳の時に来店したお客さんだった。
私と同い年というのも手伝って、あっという間に仲良くなった。

18歳の時に付き合うことになり、速水さんは本当に喜んでくれた。

その2年後に別れたものだから、速水さんなりに気にかけてくれていた。