「もー、素直じゃないんだから。守風ちゃんは。クリスマスなんだしもうちょっと夢のあること言おうよ。奇跡だって起きるかもしれない夜なんだよ」 夢のあることねぇ…。 本当に起きてほしい奇跡なんて、願うだけじゃ叶わないじゃん。 あたしたちが行動しなきゃ起きるはずもないんだから。 ···· その点では待つことを選択した撫子の気持ちはちょっとわからん。 待ってたって奇跡が起きるわけじゃない。 届けたい歌があっても相手を見つけ出さなきゃ届くもんも届かないのに。