「それにしても、意外だったな」
「は?何がよ?」
「守風ちゃんが恋のキューピッドになってあげるなんて!」
「そんなもんなった覚えはない」
「またまたー!直前になってこの広場でライブやろうって言ったの守風ちゃんじゃん!それって桂樹先輩と夏南先輩を再会させてあげるため、だったんだよね?」
「さぁね。例え再会したとしても柏木がまた逃げれば同じことだったし。あたしがしたことを上げんなら選択肢を増やしただけだよ」
そう。
あたしは何もしてない。
結ばれるか崩壊するかは全部あいつらが決めることだったし。
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