「守風ちゃーん!すみれちゃーん!お待たせー!迎えの車、来たよー!」 片や反対に撫子は満面の笑顔であたしを向かえにきた。 ライブが終わった後、後片付けそっちの気で夏南先輩たちのお祝いと称してみんなを打ち上げと言う名のクリスマスパーティーに招待してやがったからな。 しかも送迎バス付きの。 これだからお嬢様は…。 つか、あたしらいない内からもう打ち上げ始まってるとか言うなよ?