胸が熱い。 彼女たちの歌に触発されて、僕の中の想いが込み上げてくる。 捨てきれられなかった夏南への想い。 夏南の元を去ったのは僕なのに。 離れることを、逃げることを選んだのは僕の方なのに。 どうして…。 二人が歌い上げる度に強く思う。 夏南に会いたい。 会って彼女の温もりに触れたい。 そんな気持ちに蓋をしたのは僕自身なのに…! どうして今さらこんなにも想いが込み上げてくるんだ…!? 彼女の未来を壊した僕が、会いに行けるはずない…! それなのに…――!!