「結果とか、地味とか関係ないの! 私はずっとひたむきにひたすらに誰よりも走ってきた桂樹を知ってる! そんなあなたを一番近くで見てきたんだから! どんな時だって一生懸命に走る桂樹を私は好きになったんだから!!」 夏南が、僕を…そんな風に見ていただなんて…。 こんな奇跡、あっていいんだろうか…―。 「だから、今度は桂樹の気持ちを聞かせて」 真っ直ぐに僕を捉える君の瞳。 逸らすことなんてできなくて。 気がつけばお互いに唇を合わせていた。