said kosuke

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今日も携帯が、メールを受信する。

受験シーズンに入り、俺も優衣もめっきりあえなくなってしまった。

受信相手はもちろんあいつ。

[あいたーい。]

いつものメールを受信する。

その文面から、優衣の不満そうな顔が、用意に想像できて、笑ってしまう。

俺はすぐに返事を返す。

あいつもすぐに返事を打ってくる。

おいおい…勉強しろよ。

俺は、息抜きもかねて、あいつをデートに誘った。

去年先輩に教えてもらった、図書館デート。

優衣は案の定乗ってきた。

俺は、日曜に迎えにいく約束をして、メールを終了した。

だが、このデートには、注意がある。

《勉強中は、相手を見るな。》
勉強中に、相手を見ると、一つ一つのしぐさに、テンションが上がり、逆に集中できなくなるらしい。

意味ないじゃん。

挙げ句には、ラブホに行きたくなるらしい。

ラブホには、いきたくならないと思う。

あんなことを考えてるのに、ちゃんとT大に受かった先輩…マジで尊敬します。