好きだ好きだ、大好きだ。


「帰らんの?」
「帰る。けど……ごめんね?」
「へ?」
「練習の邪魔しちゃって」
「いや、全然。楽しかったし」

ふわっと優しく笑ったあなたの表情に――乙女チックに言うなれば、胸にヒューンと流れ星か何かが落ちたような感覚。

――ねぇ、これってもしかして……

「もう遅いし、家まで送ってく」
「近いし、大丈夫だよ!」
「こんな時間に、女1人で帰るつもり?」
「……」
「はい、立ってー」
「……ありがと」
「いいえー」

“恋しちゃった”ってやつなのかな?