――だけど……。 「あれ? ごめん、携帯鳴ってる」 ポケットの中でブーブーと低い音を立てる携帯の存在に気付いて、ハッとした。 「し、しまった。もうこんな時間……」 気付けばもう、時間は0時近く。 親からの“どこにいるの!?”という、怒りマークの絵文字付きのメールにアワアワする私を見て、また楽しそうに笑った彼。 「じゃーそろそろ帰るか」 ゆっくり立ち上がって“ん~~っ!”と伸びをしたあなたに、心がシュンとする私は、やっぱり変かもしれない。