「ただ勝手にヤッて、勝手に気持ち良くなってる彼氏を、感じてるフリをしながら冷ややかな目で見ちゃう」
“……”
「だから、全然気持ちよくもないし、終わってからなんか虚しい気持ちになるの」
ちょっと話しにくい事を一気に吐き出した私は、そこで大きく深呼吸をした。
あーあ。
言葉にしちゃうと、ホントに悩んじゃう。
私とあの人との関係って、一体なんなんだろうって。
少しカサカサする指先を弄りながら下を向く私の横で、ウサギさんはしばらく考え込んだ後、ノートにサラサラと何かを書き込んだ。
「ん?」
トントンと肩を叩かれて、差し出されたノートに視線を落とし、
“あなたはどうしたいんですか?”
書かれていたその言葉に、私の動きが止まる。
私は、どうしたい?
「……」
あぁ、そっか。

