「はぁー……」
最近の彼は、時々こうして私を家に呼んで、エッチをして……。
そして眠りにつく前に、学校までのタクシー代を私に渡す。
いらないよって言っても、面倒くさそうに顔を顰めて、無理やりそれを私に握らせると、一人でさっさと眠ってしまう。
「ウリかっつーの」
“え? そんな事してるんですか?”
溜め息交じりにボソッと口にした言葉は、どうやらウサギさんにも聞こえていたようで。
「してないですよ、そんなバカみたいなこと! ただ……彼氏が泊まりに来いって」
“そうですか。じゃー、そろそろ行きますか?”
「……」
本当は、もう少しここでのんびりしていたかった。
だけどウサギさんは、立ち上がると、その大きな手で自分のお尻をパタパタ叩いて、もう帰る気満々。

