好きだ好きだ、大好きだ。


もしかして、体調を崩してるのかな……?
もしもそうだとしたら、バイト先に来なかった事も、調子が悪い事も、ちゃんと説明がつく。

嫌だな……。
こんな時、なにも出来ない自分が嫌になる。

きっと彼女だったら、お弁当を作ってあげたり、家にご飯を作りに行ってあげたり出来るんだろうな……。
そんな事を考えて、しまったと思った。

“彼女”。
その一言で、また頭の中に蘇った、あのキレイな女の子。

「はぁー……。髪、茶色くしなきゃよかった」
――って、違うか。
自分の前髪をツンツン引っ張りながら、1人でボケツッコミが出来るって事は、もう心の喪中は脱したんだな。

よしよし。

もうここまで来たら開き直るしかないってそう思って、無理やりあの女の子の事も考えないようにした。
胸が少しだけ痛むけれど、今はやらないといけない事があって、伝えないといけない事があるから……。

だから、もうちょっとの間だけ頑張ろう。