えーっと自分で言うのもなんだが、俺は将来有望であっちこっちに引っ張り回されるであろうの魅惑のギタリスト(予定)や。 んで商売道具もとい大事な相棒、ギターはすぐ傍に置いてある。 流石ハードケース様やな、中に一切傷はついてないと見える。 ここまでは思い出せる。 よし、どうやら頭はぶっ飛んでいないらしい。 で、だ。 今日は俺の人生を左右する大切な大切な日。 勢い付ける為に朝早くギターを担いで家を出て、駅前の交差点で信号待ちしてた、はず。 なのに、一体ここはどこ?