理性を総動員して妄想を打ち消す。

「全然嫌いじゃないよ?
むしろ好きだし…嬉しい」

自分で言っておきながら、耳まで赤くなってる気がする。


「良かったぁ~」

にっこり微笑む彼女も…少し赤い?


これじゃ、まるで…
おままごとじゃないか!!


「もうすぐ焼き上がりますから、顔を洗ってらして下さい!」

「了解」


・・・・・・。


一緒にテーブルに着き、食事をとる。

なんか夫婦みたいで…イイよな!


「お昼は外で食べようか?」

「え、でも…お仕事ですよね?」

「何時とは、はっきり言えないけど…一緒にどこかで食べよう。
連絡するから出て来てくれる?」

「ええ、勿論です」