「君が・・・欲しい」


僕の言葉に首を傾げ、ぼんやりしている彼女。
意味が分かっていないのかも。


でも、もう・・・
今の僕に、余裕なんてない。

視点の定まらない彼女を抱き上げて、寝室に向かう。




僕は瑠璃ちゃんが好きだ。

瑠璃ちゃんだって僕を…。

それなら・・・。



もう一歩、進めても…

いい、よな??