「それじゃ撮影の日、見においで?
店のスタッフのフリをしてればバレないだろうし。
ひょっとしたらサインの1枚位貰えるかもしれないよ?」

流星さんの誘惑に負けてしまいそう…。

「いいんですか…?」

「ああ、瑠璃ちゃんの一人位、どうって事ないさ。
じゃあ撮影の日は予定を空けておいてね」

「はいっ!」

うわぁ~、信じられないよ!
憧れの冴島優香ちゃんを間近で見られるなんて!!


そんな興奮した気持ちのまま、その日の食事会は終わった。