「えっと…こっちの包みは?」

「それもお土産」

なんだか高級感が漂ってるような・・・?

「開けてもいいですか?」

「勿論! 開けて」

ちょっと怖い気もする…。
だって、白い小箱にリボンまで。


丁寧にリボンをほどくと、白蝶貝で細工された星形のネックレスが現れた。


「カワイイ・・・」

「本当?
気に入ってくれるといいんだけど」

「凄く可愛くてステキです!
でも、こんな高価なもの・・・」

「いいの、僕が瑠璃ちゃんに贈りたかったんだから。
身に着けてくれると嬉しいな」

「勿論です! 大切にします!!」

「じゃあ、それを僕だと思って…肌身離さず身に着けて?」

「はいっ!お風呂の時以外はいつも身に着けます!(笑)」