説明した。それは必死に。

でも・・・
却って怒らせてしまったみたい。
火に油を注いだのかな・・・。


「リカさんに言われて来たんです・・・」

この一言が、良くなかったみたい。


「リカがそんな事、言うわけないでしょっ!」

怒った一人が私の頬を打った。


「関係ないアンタのせいで、楽しい集まりが最悪だわ!」

「ホントよ!ぶち壊しもいいとこ!」


・・・・・・。


そんなつもり…全然無かったのに。


「すみません」

謝るだけで精一杯だった。



逃げるように出口を探して、お店を飛び出した。