幸せになりたくて どうしていいかわからなくて
神様に幸せを下さいとお願いした

神様は私の前にイバラでできた険しい道を作り
その向こうを指差した

この先にお前が欲しいと思った幸せがあると

私が望んだのは幸せだったのに
辛い事ばかりがその道に存在した

どうして
こんな試練を私に与えられるのですか

なぜ
私に幸せは来ないのですか

私はあまりの辛さに涙が滲んだ

もう いやだ
もう 歩けない

そう何度思ったことか

でも
立ち止まっても歩き出す

きっと きっと
この先にはと思い描きながら

そして 光をひと粒手に入れた

険しい道のあちこちに散らばる
光を集めて私は歩く

そして気が付けば手にしていたもの

それは
両手に抱えきれないほどのあなたの愛情