外は霙混じりの雨が強さを増していて、道のあちらこちらに水溜りを作り始めていた。道の両脇に広がる森が、黒々とした雲に覆われ、まるで身もだえしているかのように風で枝をうねうねと揺らしている。
ラルフはそんな森の中を通るぬかるんだ道を抜け、村はずれのコドロー橋まで、一目散に走っていった。コドロー橋は、毎年雨の多くなる季節になると、その下を流れるシナイ川が増水するたびに壊れて流されてしまう橋だ。今年はその季節の前に頑丈に補強しようと、昨日の晩、ダルクとノリスが話し合っていたのだ。
ぬかるんだ坂道を滑りながらも駆けおりると、ノリスが橋げたの下を覗き込んでいる姿が見えた。
ラルフはそんな森の中を通るぬかるんだ道を抜け、村はずれのコドロー橋まで、一目散に走っていった。コドロー橋は、毎年雨の多くなる季節になると、その下を流れるシナイ川が増水するたびに壊れて流されてしまう橋だ。今年はその季節の前に頑丈に補強しようと、昨日の晩、ダルクとノリスが話し合っていたのだ。
ぬかるんだ坂道を滑りながらも駆けおりると、ノリスが橋げたの下を覗き込んでいる姿が見えた。
