「はひはほう……」
ラルフはもごもごとありがとうと言ってみる。
「はあ?いつまで食ってるんだ。自分の荷物は自分で持てよ」
慣れた手つきで焚き火に砂をかけ火を消したシェシルは、早くしろとラルフを急がせた。
ラルフがノリスの剣を持って立ち上がると、物思いにふけった目で見ていたシェシルが「それをちょっと貸せ」と手を伸ばした。
ラルフがおずおずと手渡すと、シェシルは剣の柄を握り締め鞘からすらっと抜刀する。
何をするんだろうと不思議そうにラルフは見つめた。
ラルフはもごもごとありがとうと言ってみる。
「はあ?いつまで食ってるんだ。自分の荷物は自分で持てよ」
慣れた手つきで焚き火に砂をかけ火を消したシェシルは、早くしろとラルフを急がせた。
ラルフがノリスの剣を持って立ち上がると、物思いにふけった目で見ていたシェシルが「それをちょっと貸せ」と手を伸ばした。
ラルフがおずおずと手渡すと、シェシルは剣の柄を握り締め鞘からすらっと抜刀する。
何をするんだろうと不思議そうにラルフは見つめた。
