泣きそうなくせに我慢して笑いながら この部屋から出ていこうとする君を みていたら居ても立ってもいられず 俺の体が勝手に動いて 君の腕をつかんでいた。 泣きながら"離して"と腕をふるけど 所詮女の子なんだ。 男に敵うわけがないだろう?? 「無理。俺、志歩からの告白待ってたんだけど。」 君は訳がわからないといった表情で フリーズしていた。 その姿も可愛くて、 君のすべてを俺の物にしたい と思ったんだ。