桜ちる


慌ててバスローブを着ながら、麻奈は嬉しかった。
二人の将来の話をしていた。
仕事も信頼関係が一番であった。
特に捜査官を信じなければ起訴は出来ない。
負けることは大きな組織全体の負けに繋がる。
真実の追究を怠るつもりはない。
自分の事件になれば徹底的にやるだろう。
しかしこの場合被疑者は死んでいた。

「櫻子と付き合う前は確かに君の言う通り、
 出世ばかり考えていた。ただ彼女との結婚を考えると、
 この職業では年中家にいないから、転職を考えていた」

いつの間にか麻奈は相沢の膝にいた。