朝にエレベーターで会ったり 玄関前で会ったりと ほぼ毎日のように顔を会わせているが ゆっくり話す暇も無く、部屋に行く事は無かった。 信二からすれば二人の関係が壊れるのであれば友人でいたいと思っていた。 「明日帰ったら連絡をくれよ」 「そうする。有難う」 櫻子にも信二が心配しているのが伝わった。 互いに朝が早いので 何か心残りであったが、三階で降りる信二に手を振った。