彼氏の余命を知ってる彼女。



「…なら、私が身代わりになっても、ただ無駄死にするだけってこと…。

私だと、ヒカルを助けることは出来ない…」


俯いて静かに呟き、私はその場に崩れ落ちる。


── 一昨日の夜、昨日、今日、ずっとヒカルをどうすれば助けられるか考えて、人にも迷惑をかけない方法が“これ”だったのに。


この方法しか、もう手はないのに──。


それも虚しく打ち砕かれた。