犬と猫…ときどき、君


結局その日は何も言えないまま、しばらくモヤモヤとして過ごしたけれど、春希の隣でゆっくりするうちに、少しずそれも落ち着いていった。


大丈夫、大丈夫。

自分に言い聞かせるように、その言葉を何度も何度もくり返す。

だけどその数日後、私は知ってしまったんだ。


――知らなければ良かった?

ううん、そうじゃない。
知らなくたって、結局は同じこと。