キラキラ輝く素敵な教会、みんなが幸せを誓う神聖な場所で、私たちは神に背くような事をしようとしていた。
準平が待つ場所まで兼太郎と腕を組み、バージンロードを歩いた。
緊張して上手く歩けない。
斗真はまだ来ていない。
必ず準平から奪いに来るなんて大嘘ついて、このまま準平と結婚してやる。
準平と顔を見合わせて微笑んだ。
では、神父様が言葉を言いかけた時、子供を連れた女の人が飛び込んで来た。
多分準平の好きな女性だ。
女の子がパパ!って叫んでかけて来た。準平、受け止めなきゃ駄目だよ。
準平がかがんで女の子を抱き締めた。
「ごめんなさい。私熱が出て動けなかったの。準平まだ間に合うかな?」
ベールを外し彼女の髪に着け、ブーケも彼女に渡した。
準平おめでとう、幸せになってね。
間に合って本当に良かった。
まだ斗真は来ない。
これが私への答えなんだね。
もう、斗真を諦めるから。
準平が待つ場所まで兼太郎と腕を組み、バージンロードを歩いた。
緊張して上手く歩けない。
斗真はまだ来ていない。
必ず準平から奪いに来るなんて大嘘ついて、このまま準平と結婚してやる。
準平と顔を見合わせて微笑んだ。
では、神父様が言葉を言いかけた時、子供を連れた女の人が飛び込んで来た。
多分準平の好きな女性だ。
女の子がパパ!って叫んでかけて来た。準平、受け止めなきゃ駄目だよ。
準平がかがんで女の子を抱き締めた。
「ごめんなさい。私熱が出て動けなかったの。準平まだ間に合うかな?」
ベールを外し彼女の髪に着け、ブーケも彼女に渡した。
準平おめでとう、幸せになってね。
間に合って本当に良かった。
まだ斗真は来ない。
これが私への答えなんだね。
もう、斗真を諦めるから。