「んーぎゃっうみゃあぁぁっ……ふにゃっ…」
「うん?」
ふと、急に真愛が泣き止んで。
それと同時にあたしの目にはにょっと伸びてきた腕が映っていた。
「おはよう♥ 顔色よくなったねーねー真愛たん見て見て♥」
そしてその腕の持ち主は、当然の如くあたしの愛する旦那様で可愛い可愛い真愛のパパのかえくんであった。
「学習しねぇなお前らは」
「そこに関しちゃ全面的に申し訳ねェ」
どうやら、こう見えて意外と繊細な彼はこの騒音の中眠れなかったらしい。
『今日これから遊びに行くから、静かになるわよ』
『自分で言っちゃうそれ?』
明後日には帰るから、めいっぱい買い物をしておくそうだ。
買い物なんて別にどこでだってできるのにね。
『そこ! そういうこと言わない!』
『旅行先で買うからいいのよっ』
『へー…。なんか違うの?』
『シャーラップッ!!』
『Σ はいΣ』
メイリーの勢いが久々に怖かったよ!
おかーさん危うくあなたを落とすところだったわよ!
「あー重」
なんだかんだいって三キロ近くあるわけだから…。
ずっと抱いてると、腕が痛くなっちゃう。

