千年の追憶【完】

ひとしきり笑ってから、真面目な顔をして

「羽琉の言葉として聞いてくれ。」

と、静かにタケルは私を見つめた。



…羽琉は語る…。


初めて水菊と出会ったあの日。

俺はお前に恋をした。


でも、隣でお前を見つめる早時様を見て、すぐに分かった。


この方も恋に落ちたと。