―――ゴロゴロゴロッ




「―――いやっ…」








「――おい!“美琴”っ!」




え……?



あたしの部屋に入ってきたのは、




「――……颯…斗さん…っ…?…なんで…?」






颯斗さんだった。






――ゴロッ



「――や!」




颯斗さんが来てくれて、少しホッとしたのもつかの間。




雷には勝てず、布団の中に潜り込む。