その頬はちょっと赤く染まってて。
頭に『?』が浮かぶ。
そして、華奈さんを見れば、目に少し涙を溜めていた。
「ど、どうしたんですか!?」
あたしが聞くと華奈さんは颯斗の方を見ながら問いに答える。
「颯斗、今まで笑ったことなかったのよ…」
「え?笑ったことがない?」
あたしは今まで颯斗が笑っているところを幾度となく目にしている。
最初の頃はなかったけど、雷のときあたりから笑ってくれることが多くなった。
「美琴ちゃんは颯斗の小さかった頃の話、聞いたかな?」
「…はい」
頭に『?』が浮かぶ。
そして、華奈さんを見れば、目に少し涙を溜めていた。
「ど、どうしたんですか!?」
あたしが聞くと華奈さんは颯斗の方を見ながら問いに答える。
「颯斗、今まで笑ったことなかったのよ…」
「え?笑ったことがない?」
あたしは今まで颯斗が笑っているところを幾度となく目にしている。
最初の頃はなかったけど、雷のときあたりから笑ってくれることが多くなった。
「美琴ちゃんは颯斗の小さかった頃の話、聞いたかな?」
「…はい」

