結婚→恋愛

顔から熱が引いてきた頃、美琴を俺から離すと、美琴はまだ赤かった。





「美琴。これからも、ずっと俺のそばにいてくれるの?」





「……もちろんです」




にっこりと微笑む。




俺もつられて笑顔になる。





「俺も離れる気はないから。でさ、いつまで敬語で話てんの?」





ずっと気になってた敬語。




俺が年上だからだろうけど、彼氏で、結婚もしてるのに。





「だって…颯斗さんの方が年上…だから」





やっぱりね。




「俺は彼氏で旦那なんだから、敬語使うな。さん付けもなしね。ほら、颯斗って呼んでみ?」