結婚→恋愛

ふと、自分の言葉に引っ掛かった。





美琴は姫なのに俺は騎士なのか?





「ねぇ、美琴。姫の相手は騎士じゃないよね?」




王子とか言ってほしい訳じゃないけど、何となくきになったから、聞いただけなのに…





美琴は思いがけない言葉をくれた。





「確かに、姫の相手は騎士じゃないかもしれません。でも……あたしは姫なんかじゃない。あたしの相手は……颯斗さん…だけしかいません…///」




真っ赤な顔を見せたくないのか、俺の胸に顔を押し付ける美琴。





ちょうどいい…





俺も今、すっごい真っ赤だと思うから…




美琴を愛しいと思った瞬間だった。