結婚→恋愛

リビングで新聞を読んでいたら、美琴が掃除機をかけ始めた。






しばらくすると、美琴が俺のところへ来た。






「颯斗さん…あの、掃除…手伝ってくれませんか?」






別に手伝ってもいいが、前に生徒会室の掃除をしたときに、麻耶にもう二度と掃除なんかするなって言われた。






俺が掃除すると、余計に汚くなるんだと。






ていうか、





「わざわざ掃除する必要はないだろ」






いつも、お前がしていてキレイなんだし。







「颯斗さん…人がここに泊まるんですよ?掃除するのが普通じゃないですか」