結婚→恋愛

「颯斗さんはプロの方の料理なんて食べなれてるでしょう？あたしの料理なんて…」





自虐的なことを言ったあたしに颯斗さんは笑いかけた。




「確かにプロの味もうまいけど、俺は美琴の料理の方が好きだから。」





っ…///





そんなこと、そんな笑顔で言うなんて…反則っ！





「わかった？美琴の料理が大好き。ほら、美琴のだったら、いくらでも食えるから」





そう言って、目の前のお皿を指した。





あたし、颯斗さん、碧、成瀬先輩、鈴本先輩、戸倉先輩、城ノ内先輩の計７人分の料理。






軽く４人分はなくなっている。





仮に、あたしが１人分食べたとして……





仮にだよ！？





ホントは半人分くらいしか食べてない。