「ホントだ~」



「遅かったじゃない」




「きっと1人じゃお買い物出来なかったんですわ」





蓮華…まさしくその通りだ…




「あの!お邪魔してます!あたし、美琴の友達の川瀬碧です!」




うちの生徒か。




「ゆっくりしていってね」




普段の学校の猫かぶりで話しかける。




「はい!」




「恒哉、俺、着替えてくるから」




「おう」




そう言って、二階に上がった。