【卒業文集】



その日から俺はまた
一人ぼっちになった。


時計の針の音だけが
無情に響く部屋で。



このままじゃいけないと
子供心に思ったのか


それともただ
時間を持て余していたのか



俺はずっと休んでいた学校に、顔を出すようになった。