無我夢中で走って、ついた先は大きな一本の道路やった。 その後はヤッくんに迎え来てもらって家に送ってもらった。 色々訳を聞いてきたんやけど何も言わずに終わった。 久々やな…、自分の部屋で寝るんわ。なんや今日は誰んちにも行く気せーへん。 ふと横を見たら鏡があった。 『また逃げるのか』 あいつの言葉が頭に響く。 ………ええやないか。 あたしは一人で強くなったる。